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2011年5月19日木曜日

9744メイテック、業績回復は着実、稼働率の回復と採用本格化

持株決算チェック。メイテック。

人材ビジネスには胡散臭いものが多い。実際胡散臭いしエゲツない。人材ビジネスを酷い順に並べれば、日雇い派遣、製造業派遣、店頭販売員派遣、それら以外派遣、求人、人材紹介、技術者派遣、ぐらいと思っている。

技術者派遣が最後に来てはいるけれど、同じ技術者派遣でも常用雇用型のみだ。

請け負いとかアウトソーシングとか、洒落た単語で派遣を言い換える場合もあるが同じ事。本当の意味で、法律に則って請け負いが出来るケースはほぼ皆無だ。名ばかり、法律逃れの請け負いだらけ。

メイテックはそういう人材ビジネスの中で最高の企業だと判断している。

優良割安株のコアポジションだ。

決算は期待していたほどのものではなかったけれど、順調と言える。 今期計画は、売上+8%、経常利益-6%、EPSは78.5円、配当は30.5円増の58円。株価は2800円。経利については、雇用助成金の影響が大きいので、営業利益+55%で判断するべき。

メイテックの業績を考える際の第一のポイントは稼働率。稼働率が上がれば業績は上がる。稼働率が上がってもいろいろな要因から業績が回復しないとしても、株価は上がる。これ重要。

稼働率は月次で発表されている。

他に見るとすれば、稼働時間。一人当たりの稼働時間が長くなるのは、残業が増えるから。残業が増やせなくなると人員増、稼働率上昇につながる。


今期の業績計画の前提となる稼働率と稼働時間

稼働率
  • MT : 上期=89.3% 下期=91.9% 通期=90.6%
  • MF : 上期=93.2% 下期=95.6% 通期=94.4%

稼働時間
  • MT : 上期=8.87H 下期=8.89H 通期=8.88H
  • MF : 上期=9.02H 下期=8.97H 通期=9.00H

この前提数字と月次の数字を比べていくことになる。

今期からは採用を再開する。

これまでの稼働率上昇は、総人員数減少しながらのものだった。稼働人員数が変わらなくても、総人員数が減少すれば、稼働率は上昇する。この稼働率上昇は業績回復にはつながらない。

ようやく採用を本格化させられる状況になった。これは大きい。MTで400名、MFで450名の採用計画。合計850名増は単純計算では人員数12%増にあたる。当然退職はある。

決算発表資料は詳しいく役立つ。

肝心の株価は冴えない。コアポジションの中ではメイテックだけが冴えない値動きになっている。


つい先日には抵抗線となっていた200日線を抜いた。20日線をサポートにしての上抜けなので、形としては良いはず。

ただ、メイテックの値動きは、日経平均にレバレッジをかけた動きに近い。つまり、全体相場が上がらない中でグングン上昇できる性格は持っていない。

そういう意味では、マーケットの回復を買っているとも言える。

2011年5月3日火曜日

3341日本調剤の決算は文句無し、優良割安株のコアホールディング継続

日本調剤の決算。

前期の数字は大幅な増収増益。今期の計画は、売上+22%、経常利益+21%で、EPSは355円。配当は10円増の70円。

文句のない決算。

優良割安株のコア銘柄なわけだけど、引き続きそれでオッケーだ。

前期について

店舗形態においては、当社の主力タイプである大病院前の門前型薬局とは異なる面対応薬局の出店を積極的に推進しております。出店数では、直営店舗42店舗を新規開局(昨年5月に子会社化し同年10月に当社に吸収合併した株式会社アイケイファーマシーの5店舗を含む)いたしました。さらに本年2月に調剤子会社4社(13店舗)を取得し、当連結会計年度の連結ベースでの新規出店数は55店舗となりました。なお当連結会計年度中に2店舗を閉局し、当連結会計年度末では直営店舗317店舗、子会社23店舗、グループ総店舗数は340店舗となりました。

門前薬局は既にいっぱいの感がある。これから門前薬局を展開するには、既に立地している小粒な薬局を買収する事になりましょう。実際、日本調剤は積極的にM&Aしている。

自社製造については、つくば第1工場による製品初出荷を実現し、さらに今後の生産拡大の準備を研究開発と製造設備の両面で積極的に推し進めました。その結果、当連結会計年度の医薬品製造販売1.経営成績事業の売上高は7,579百万円(対前年同期比53.0%、2,625百万円増)と大幅な増加となりました。利益面については、市場環境の低迷により当事業セグメントとしての黒字転換にはわずかに及ばず、1百万円の営業損失(前年同期は445百万円の損失)となりました。なお当連結会計年度末での販売品目数は導入品を含め、283品目となっております。

これまで結構大きな赤字をずっと出してきたジェネリック医薬品。ついにトントンまで来た。今期は黒字転換確実だ。どれぐらいの計画なのか不明。そのうちに説明資料が出るので、その中で説明があることを期待。

今期については、特別何も書かれていない。当たり障りのない文章が書かれているだけだ。これも説明資料&説明会を期待。

調剤薬局セクターについては何度も書いている通り、まだまだ順調に伸びるしかない。

正確に言うと、日本全体としての調剤薬局の伸び率はもうそれほど高くないと思う。裏付け資料はここに示せないけれど、いろいろ読んだり調べたりする中で、そういう傾向だと判断している。

にも関わらず、上場大手の調剤薬局の伸びはこれからも高い。

それは、調剤薬局セクターは細分化されて過ぎていて、寡占化が全然進んでいないから。

個人商店型の調剤薬局はあっちこっちにある。

それらはいずれ無くなる。

買収されて大手になるか、近所に進出してきた大手によって潰されるか。どちらかしかない。

国は大手で高効率な調剤薬局が生き残れるだけの費用をかける。逆に言えば、小さくて効率の悪い店がやっていけない費用しかかけない。

そりゃそうだよね、医療費がかかって仕方ないんだから、医療費を減らしたいんだから。

そういうわけで、大手の調剤薬局にはまだまだ伸びしろが十二分に残っている。

しかし、日本調剤のBSを見るに付けて、自己資本比率18%が非常に弱い。

営業キャッシュフローはPL利益以上で、利益の質は高い。でもそれ以上に投資をしているので自己資本比率は下がり続けている。

投資は出店と買収。

逆に言えば、出店と買収のスピードを遅くすれば、BSは一気に改善するし、利益ももっともっとたんまり出る。

そういう方向に行く気配は無い。もちろん、投資家としてもそんなことは望んでいない。

いずれ株価が上がった時にはファイナンスが来る。20%とか25%とか希薄化するぐらいの大きな規模に違いない。

文句は全然ないけど、せめてPER15倍の5300円ぐらいまでは上がってからにして欲しい、なんて思ってみる。だからIRを頑張って株価上げる努力してよね。

で、その株価は一気に20日線と50日線を上回って横這い中。



この決算で前回高値の3515円奪回は当然として、その前の4290円、更に上場来高値の5070円があっても全然驚かないし、それでもまだまだ安い。

コアホールディングの一つとしてホールドしつつ、プラスアルファのパフォーマンスを得るために、チャートの節目でトレード。

2011年4月28日木曜日

3341日本調剤、優良割安株のコアホールディング、順調

さて、最近のブログの書き込みは投機関連が多いですが、もちろん、メインはしっかりとした投資。

優良割安株のコアホールディング、日本調剤の業績修正発表があった。売上は下、利益は上、震災特損計上。

連結売上高は前回発表の連結業績予想をわずかに下回るものの、原価低減及び販管費のコントロールにより、営業利益、経常利益ともに、予想を上回る見込みです。当期純利益につきましては、想定をしておりませんでした震災の影響及び減損処理等による特別損失の計上により、当初予想を下回る見込みです。

売上の減少は誤算の範囲と言える。

順調。

株価は震災後の戻りが弱い。薬関連は地震に関係なく必要になる。そういう単純な観点からは戻りが一番早くて良い株だ。

アインファーマシーズや総合メディカルなどと共に、株価は既に震災前まで回復している。


引き続きのコアホールディング。

2011年3月9日水曜日

優良割安株9744メイテック、850名の人材採用を発表、条件は整った

優良割安株のコアホールディング、メイテック。採用を本格化させる。

『メイテックグループ 技術社員850名』の採用活動を開始!

~2012年4月入社の新卒採用400名、2011年度のキャリア採用450 名を目指します~

正社員技術者を派遣する株式会社メイテック(本社:東京都港区、代表取締役社長 西本甲介)とグループ会社のメイテックフィルダーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長 米田 洋)は、2012年3月に大学・大学院を卒業予定の理系学生400名、2011年度中にエンジニアキャリアを持つ技術者450名の採用を目指し、『メイテックグループ 技術社員850名』の採用活動を開始します。

当社グループでは、2008年秋のリーマン・ショック以降、厳しい経営環境となりましたが、全社員が一丸となって支えあい、「雇用」を死守してまいりました。その結果、現在では技術者の稼働率も90%を超える(2011年1月現在)など、徐々に回復傾向にあり、業績も持ち直しつつあります。

人材サービスを提供する当社グループにおきまして、今後の持続的な成長を図ってゆくためには、技術者の増員が必須であると判断し、このたび『メイテックグループ 技術社員850名』という積極的な採用計画を目指すことといたしました。

メイテックの注目すべきデータポイントは多くない。

まず第一に稼働率。リーマンショックで強烈に落ち込んだけれど、既に底を打ち、今は90%台に乗っている。OK。

そして稼働時間。通常、稼働率が上がる前に稼働時間が増加する。一人が残業などでより長時間働いて、それでも尚人が足りなければ増員になり、稼働率が上がるという流れ。OK。

そして最後に稼働人員数。稼働時間と稼働率が改善する中で、稼働人員だけは減少の一途だった。未稼働人員を含めた総人員数も減少。

人が減れば同じ稼働人員数でも稼働率は上がる。だから、人が増え、なおかつ、稼働率が上がる(高率を維持する)のが最終的な姿なわけ。

採用をほとんどしていなかったメイテックが、いよいよ大きな採用計画を出した。

先行きの見通しを熟慮して、(うん、大丈夫だ)、と考えなければ850名の採用を決めることは出来ますまい。10%近い人員増になるわけだからね。

結果、メイテックに関しては、全部条件は揃った。

景気が急激に悪化して、もう一度不景気になるようなマクロ変化がなければ、これで大丈夫だ。


株価は1月下旬に一旦200日線を割って、目先当分ダメかという局面があった。そこから切り返し、今度は50日線をサポートに順調に回復軌道にある。

採用再開発表で株価はピョコンと跳ねた。前回高値の1914円は当然奪回だ。そして1年前の2018円を上抜ければ、3000円を期待するわけです。

コアホールディングはしっかり継続。相場とチャートで次第でプラスアルファのパフォーマンスを目指して Trading arount the core position。今まで通り。

2011年2月22日火曜日

ジワジワ伸びの調剤薬局セクター、3341日本調剤を買い増し

調剤薬局は業界全体が伸びている。インターネット関連と違って、爆発的な伸びは当然ないけれど、着実なジワジワ伸びがある。

もっとも、福利厚生医療というのは、政治であり政策であるわけで、そういう観点からは、ビジネスとして大儲けするのは難しい。生かさず殺さず、国家負担が増えすぎないように発展させられる。

だから、調剤薬局が儲かって仕方なければ、調剤報酬やら薬価の改定で、赤字にならない程度まで利益が圧縮される。これではボロ儲けはできない。

一方で、調剤薬局セクターは極めて細分化されていて、大手のアインファーマシーズや日本調剤でもしシェアは数パーセントしかない。買収や出店をどんどん進めてもこれだ。

どんどん寡占化は進む。国の政策としても寡占化させて、効率化を図り、費用を下げるしかない。

そんなわけで、業界全体のジワジワ伸びと寡占化のジワジワ伸びがプラスされて、それなりの成長をしていく。調剤薬局セクターは中長期的に有望なセクターであることは確実。

優良割安株の一つとして日本調剤を保有している。本日は50日線割れしたところで買い増し。


日本調剤の個別要因としては、これまで赤字の垂れ流しだった後発薬製造部門が黒字化する事がある。後発薬セクターは今現在不人気セクターではある。日本調剤はあくまで調剤薬局で、赤字部門が黒字化すれば、利益増に直結、評価は高まる。

今期予想でPERは11倍。来期に10%~20%の伸びだとしても、激安ではない。それなりの評価と言える。

2011年1月31日月曜日

優良割安株のコア9744メイテック、200日線割れ

優良割安銘柄の一つ、メイテック。

稼働率の回復が続く限り、いずれ業績は改善する。稼働時間が長くなっているのも問題ない。後は稼働人員数が増加に転じるだけ。
技術者派遣の稼働率上昇。2010/12/17, 日本経済新聞 朝刊, 30ページ, , 144文字 

派遣会社のメイテックがまとめた11月の技術者派遣の稼働率(単体)は前月比2ポイント高い88・6%と、7カ月連続で上昇した。前年比では8カ月連続のプラス。自動車や電機、半導体など幅広い業種の設計・開発現場で、派遣需要が増えている。同社の稼働率は2009年8月に67・1%まで低下していた。 
求人も増え、単価も回復傾向にある。
技術者の転職、求人増加、紹介料が上昇、車関連や電子部品(注目サービス価格)2011/01/28, 日本経済新聞 朝刊, 28ページ, 有, 1007文字 

転職市場で技術者の求人が増えている。環境対応車の開発を進める自動車業界や、販売が好調なスマートフォン(高機能携帯電話)向けの部品開発メーカーなどで即戦力となる技術者の中途採用が増えているためだ。紹介手数料は予定年俸の30~35%と通常並みだが、35%以上での高値の成約が増え始めている。

人材紹介会社のインテリジェンスがまとめた転職求人倍率(求人数を転職希望者で割った値)は、2010年12月に1・28倍と08年8月以降、2年4カ月ぶりに1・2倍台を回復した。けん引役は技術職の求人だ。電気・電子・機械系の技術職は2・18倍と、08年12月以来、2年ぶりに2倍台に乗せた。

外資系も再開

求人が増えているのは、自動車関連メーカーや電子部品メーカーが中心。電気自動車向けのモーターや燃料電池の開発者のほか、スマートフォンの好調な販売で電子部品系の技術者の求人が増えている。08年秋のリーマン・ショック後に急激な人員削減を実施した外資系の自動車関連企業なども採用活動を再開した。
技術系の人材を紹介するメイテックネクスト(東京・千代田)でも、10年12月の求人件数は前年同月に比べ50%増えた。
どのくらいのスパンになるかはともかく、株価は3000円~4000円と回復する。そこまで見て中長期的に優良割安銘柄なわけ。

目先、200日線を割って完全にダウントレンド。基本、50日線割れでダメだけど、優良割安銘柄のコアなので、200日線まで粘った。とりあえず、70%は売り、様子を見る。1550円前後を下の目安にしている。

コア銘柄は全株処分はしないけれど、全体相場や個別の急騰急落に合わせてトレードはする。長期銘柄だから黙ってホールド、ではなくて、Trading Around the Core Position.。

2011年1月18日火曜日

優良割安株の9744メイテックの12月稼働率は90%台に回復

メイテックの12月稼働率がいよいよ90%台に乗ってきました。90%台は2009年1月以来、ほぼ2年ぶり。

もっとも、技術者数は減少を続けていて、12月の数字は6977人。この数字は2005年の3月まで遡らないと見ることができない。

メイテックの回復を単純化すれば、稼働時間の改善→稼働率の改善→技術者数の改善、となる。今は稼働率の改善段階。他にも、解約数と新規契約数のバランスと新規契約数などが指標になる。

そういう諸々のマトリックスを考えると、メイテックに残された問題は、技術者数の改善だけ。新卒採用を再開したし、新規契約数も順調。技術者数が増加に転じるのはもうすぐ。

業績復活も目前という事です。

株価はまだ1700円台をうろうろしている。3000円台までは、復活するかしないか、ではなくて、いつするかだと思うわけです。だから、優良割安銘柄としてがっちりホールドしている銘柄のうちの一つになっている。

目下、チャートは50日線を割り込む瀬戸際。これを元気良く下回ると、目先の株価は軟調でしょう。でもまあ、そういうところで勝負している銘柄ではないのがポイント。 場合によっては、Trading acound the core position.ってことで対応すればよし。