でも、今年に入ってから株価は横這いを続けた。しかしながら、業績は好調だったし、見通しも良好だったし、株価評価は低かったわけで、そのうち見直される時が必ず来るというスタンスを維持した。
実際の投資行動としては、いずれの右上がりを前提にしたチャートの節目での売買。ボラが高いのでそれが一番だ。
そこに震災が来た。
当然不動産株は売られる。地震=不動産ダメ、というのは、投資家の頭にこびり付いている。正しいか、正しくないか、それは関係ない。
短期の株価は投資家マインドに100%左右される。
震災が来たときには既に多くの不動産株のチャートは悪化していたので、ポジションは少なかった。
その中で持ち続けているのが2つ、マンデベのフージャースとパワービルダーのフジ住宅。ポジションは大きくない。
理由は簡単で、見通しが分かりやすい。会社のIR姿勢が投資家向きだからだ。
投資家は見通しの不明を一番嫌う。
金曜日にはフジ住宅の決算発表があった。
発表前に買い増し。
今期計画は売上+12%、経常利益+9%でEPSが66円。配当は変わらずの18円。PERは5.6倍、利回りは4.9%。
前期について
「守りから攻めへ!」の中期経営計画方針のもと、増収増益の業績数値目標を策定いたしました。当連結会計年度におきましては、受注契約高・連結売上高及び連結経常利益は、前連結会計年度の業績を大きく上回る結果となりました。
受注契約残高は、新築戸建住宅、中古住宅を中心とした好調な受注により、過去
最高の32,462百万円(前期末比26.8%増)となりました。
今期については、説明会資料にある情報を読むと分かりやすい。一言で言えば、非常に明るい見通しだ。
さてここからのマンデベとパワービルダーをどうするか。
半年ほどの調整を経て、そろそろ買い方向でいいと思う。
銘柄選びのポイントは、エゲツない会社は無視する、見通しの分かりやすい銘柄に絞る、この2点に尽きる。
そして、アホールドしない事。ボラを取るチャート売買だ。
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