2011年4月28日木曜日

3064MonotaRO、1Qは文句無しの好決算、成長は続く

優良成長株のコアホールディング、MonotaROが1Qを発表。

売上+25%、経常利益+77%。今期計画の修正は無し。

文句なしに良い。

既に3月の月次は出ているけれど、引き続き20%以上の成長を記録している。

そして、22日には新しい物流センターのオープンを発表しているわけですが、この立地が宮城県多賀城市。そう、東北地方。つまり、震災復興にMonotaROが扱うたくさんの資財が必要になるわけで、新しい物流センターで対応する。

この機動力の高さ、投資家としては嬉しい。

で、決算に話を戻すと、1Qはまさにブッちぎりと言える。利益がこれだけ増えた理由は不明だ。そのうち決算説明資料が出るはずなので、そこでの説明を期待。

今後に関しては、

当社の第1四半期会計期間の業績は計画を若干上回るペースで推移し、今後は震災からの復興需要も期待できるとはいうものの、原油価格の上昇による資材の高騰、地震の影響による電力供給の制約やサプライチェーンの立て直しの遅れなど、日本経済に影響を及ぼす景気の下振れ懸念により、先行きは極めて不透明な状況であることから、平成23年1月28日に公表いたしました業績予想から修正は行っておりません。

MonotaROはどちらかというと、強気予想→下方修正ではなくて、控え目予想→上方修正のパターンを持つ。そうじゃなくても、上方修正は期待十分。

株価は順調に震災暴落を回復。もう少しで高値更新だ。

引き続き優良成長株のコアホールディング。そしていつも通り、Trading around the core position でパフォーマンスをプラス。

高ボラシクリカルの本命、5726大阪チタニウム、今期の計画は予想以上

大阪チタニウムの決算発表。

今期の計画は、売上+100%で黒字転換。 黒字幅が予想されていたより大きくて、株価は一気に上に向かった。

何度も繰り返しているけれど、チタン関連は面白い。

一番業績にとって重要なボーイング"7-late-7"がどうやら今回は遅れることなく飛びそうだ。28日のマーケットオープンにはボーイングの決算発表があるので、ここでスケジュールの確認ができれば最高。

方向は確実に上に向かっている。

前期のチタンについては、

国内外での在庫調整が進展したことに加え、輸出向けでは既存航空機の生産好調を背景にエンジン分野を中心に需要が急速な回復基調で推移するとともに、国内向けでも海外の電力・産業プラント用需要の回復に加え、海水淡水化プラントへのチタンの大量採用により需要は大きく増加いたしました。このような状況の中、当社は休止設備の速やかな立ち上げと凍結していた能力増強工事の再開・戦力化により積極的に増産に取り組み、日増しに強まる顧客からの供給増量要請に応えてまいりました。この結果、当期の展伸材用スポンジチタンの販売数量は前期に対し大幅に増加いたしました。
また、鉄鋼添加用スポンジチタンにつきましては、販売数量、価格とも回復基調で推移いたしました。

ポリシリコンについてはイマイチだが、それは株価に関係ない。

そして今期のチタンについては、

チタン事業につきましては、輸出向けでは既存航空機の生産好調継続に加え新型航空機向けの需要が見込まれるとともに、国内向けでも海外の電力・産業プラント用の需要回復が引き続き期待出来ることから、需要は依然として強い増加基調で推移すると予想されます。このような状況の中、当社は平成23年度第4四半期での年産40,000トン(実生産量ベース)体制の構築に向け、現在進めております生産能力増強を着実に実施し顧客からの要請に応えていくこととしており、販売数量は大幅な増加を見込んでおります。また、販売価格につきましても前年契約比で上昇しております。この結果、チタン事業の売上高は36,400百万円(当期比37.9%増)を見込んでおります。

一番のポイントは価格だ。数量が増えているのは前期から続いている。価格は前期の終わりぐらいにようやく上げサイクルに入ったと思う。

株は上がる。

こういう株は上がるからと言って、黙って持ち続けることはしない。優良割安株でも優良成長株でもなく、高ボラシクリカル株だからだ。

高ボラシクリカル株は言ってみれば中期投機銘柄。何度も何度も大きく上下しながら上を目指し、その途中で儲けのチャンスは何度もある。

震災銘柄のような短期一発投機銘柄とは違って、長く確実に楽しめる。そして、儲けも大きい。もちろん、方向を見誤ればダメ。

チタンに関しては確実に上方向だと判断している。

惜しむらくは、震災後の暴落で買い増しできなかったこと。

3341日本調剤、優良割安株のコアホールディング、順調

さて、最近のブログの書き込みは投機関連が多いですが、もちろん、メインはしっかりとした投資。

優良割安株のコアホールディング、日本調剤の業績修正発表があった。売上は下、利益は上、震災特損計上。

連結売上高は前回発表の連結業績予想をわずかに下回るものの、原価低減及び販管費のコントロールにより、営業利益、経常利益ともに、予想を上回る見込みです。当期純利益につきましては、想定をしておりませんでした震災の影響及び減損処理等による特別損失の計上により、当初予想を下回る見込みです。

売上の減少は誤算の範囲と言える。

順調。

株価は震災後の戻りが弱い。薬関連は地震に関係なく必要になる。そういう単純な観点からは戻りが一番早くて良い株だ。

アインファーマシーズや総合メディカルなどと共に、株価は既に震災前まで回復している。


引き続きのコアホールディング。

4318クイック、今期業績の意外によい計画数字を期待して投機の買い

26日の火曜日、50日線にタッチしたところでクイックを新規買い。短期投機。

25日に上方修正があったものの、26日には大幅安。この株を持っているのは個人投資家だけだから、ポジションを積み重ねてきた人にとっては物足りない上方修正だったのでしょうね。

決算発表で今期の計画がどう出るのか。ここがポイント。

流れは改善方向なので、予想外に良い数字が出て、株価がポコンと跳ねて、利確、と行きたい。

7897ホクシン、投機銘柄としては大きめの損失%で手仕舞い

震災復興銘柄投機で買ったホクシン。昨日の時点で50日線を下回り、損切り。

のはずだったけれど、売り忘れた。よって、今日は確実に損切りを実行。

こういう材料株は上がるときには一気に上がるので、損切り幅を大きめに取った。そういうわけで、10%程度のマイナスになり、投機銘柄としては大きな数字。

ま、いずれにせよ、小さなポジションでの投機は、投資を楽しく続けているためのスパイスとして大切。利確も損切りも潔く。

2011年4月25日月曜日

50日線を回復した2138クルーズ、短期売買での新規買い

インターネットコンテンツ関連は震災の影響はほとんど受けないと思う。派手な遊びを控えれば控えるほど、ケータイに向かってちょこちょこと遊ぶしかない。

少なくとも、そういう投資家の考え方があるのは間違いないわけで、それは株価に反映されている。

つまり、震災暴落後の戻りがとても良い。

その中で、クルーズの戻りは弱い。

一発屋商売なのでどうしても投資家の評価は低くなる。クルーズ見たいなコンテンツ屋が、これから新コンテンツでコンスタントにヒットを飛ばし、業績をグングン拡大させるとは誰も思っていない。

しかしながら、そんなことは短期売買では関係ない。足下の業績の伸びが良い、個人投資家に分かりやすい、値動きが軽い、そうい事が重要になる。

目下、株価は50日線を回復。ここで短期売買の新規買いポジション。


損切りは20日線、利確の目途は窓埋め。そして様子を見ながらの前回高値。

4751サイバーエージェント、2006年の高値を抜けるか、業績は好調

業績が急激に拡大している様子のサイバーエージェント。アメーバピグが大人気らしい。個人的には全くもって意味不明なわけだけれど、そんなことは関係ない。

企業に対する信頼という点では、とても評価が低い。だからコアホールディングにはなり得ないし、自信をもって下げを買っていくなんて事はできない。

目下、株価は順調。50日線できれいに反発して20日線を回復。高値を抜ける期待が持てる。四季報予想のPERは23倍。

短期売買目的で新規の買い。



損切りは50日線&前回安値を下回ったところ。利確は様子を見ながらだけど、2006年の高値351000円が一つの目標。これを一気に抜けて、PER50倍ぐらいまで上がるのがこういう株ではあるけれど・・・、さて、欲豚は100%損します。

2011年4月18日月曜日

初めての震災復興関連銘柄で投機、7619田中商事と7897ホクシンを新規買い

震災復興関連銘柄。

確かに業績は良くなる。2011年は特に良くなるし、2012年も引き続き良い可能性が高い。だから株価も上がっている。

問題は、みんなそれを知っていること。

そういう状態での株価上昇はババ抜きゲームだ。

そうと知って、それを目的に一儲けをしようとするのは立派な投機だ。もっと言えば、今投機で儲けたいのであれば、震災復興関連銘柄を弄らないで何を弄ると言うのか。

投機をメインにすることはないけれど、やっぱりマーケットに楽しく参加し続けるには時々の投機は必要かと。

金曜日に、震災復興銘柄を2銘柄買い。震災復興銘柄の売買は初めて。チャートを見て、田中所持とホクシンを新規買い。

田中商事(四季報より)

【特色】電気・設備業者向け電設資材、照明、住宅設備機器の卸中堅。東海、東京以北が営業基盤。独立系 
【連結事業】照明器具類22、電線類31、配・分電盤類29、家電品類8、他9 
【増 益】仕入れ割引を営業外収益から原価控除項目に変更し営業益約3億円分膨張。値引き攻勢による利幅減は数量でカバーし増益。12年3月期は新設住宅着工漸増で照明、電線、配・分電盤ともに堅調。営業人員増強等で販管費増えるが営業増益。 
【子会社】木村電気工業は上海特区で太陽光発電関連のケーブル、コネクター類の製造開始へ。早期に広島営業所開設の方向。 

ホクシン(四季報より)

【特色】MDF(中質繊維板)専業首位、厚物と薄物2種で展開。高機能材は自社生産、普及品は輸入依存 
【連結事業】スターウッド41、スターウッドTFB29、輸入商品28、他商品2 
【黒字化】建材メーカーと共同開発の構造材投入、MDF数量底上げ。が、市況回復遅れ赤字。12年3月期も内装材に加え床材、柱など構造材充実、建材メーカー開拓し数量増。市況底上げ、稼働率上昇で営業黒字化。 
【エ コ】新中計作成、南洋材から間伐材主体の国内材へMDF原料の転換推進、需要家に森林育成訴求。工場では木材ダストの燃料利用を推進。給与体系変更も視野。 

どちらもピョコンと跳ねれば利益確定。損切りは素早く、20日線や50日線で迷いなく。

2011年4月13日水曜日

5726大阪チタニウム、夢あるボーイング銘柄を50日線でトレーディング買い

3月25日以来、2週間ぶりの取り引き。50日線にタッチした大阪チタニウムを昨日の引け間際に新規買い。

 
チタンについては、何度も書いているように、価格の改善と最大業績要因のボーイングからの需要回復がある。遅れに遅れた787が、いよいよテイクオフするわけで、一番に物色されるのは住友チタニウムと東邦チタニウムにです。

ボーイングの半分近く(だったと思う。いずれにせよ大きな割合と言うことが重要で、細かな数字はどうでもいい)を日本企業がになっている。となれば、ボーイングも東日本大地震の影響を受けることもありましょう。が、それは目先の話。

その中で、チタン関連に限らず、787関連はこれから何度も何度も物色される。

中でもチタン関連銘柄のボラは異常に高いわけで、夢と希望がタップリ詰まっている。

しかしながら、今のマーケットの状況で、こういう株を黙ってホールドし続けるのは利口じゃない。チャートの節節目でトレードしていくべき。

2011年4月10日日曜日

東日本大地震から1ヶ月、ようやく考えをまとめた、大きな変更は2つ

東日本大震災から1ヶ月が過ぎた。


ブログへの書き込みが全然なかったわけだけれど、それには理由がある。まず第一に取り引きしていなかった。そして第二に、アイデアが浮かばないし考えがまとまらなかった

金曜日に地震が起きて、週明けの月曜日と火曜日に結構な規模で買い、その週の金曜から売り始め、翌週末までには買った分以上を売った。28日の週から2週間、全く取り引きしていない。

振り返ってみると、1日後(月曜日)の買いは1日早すぎた。そして、売り始めた5日後(金曜日)も1日早すぎた。けれど、震災開け2週間全体としては上手く立ち回ることが出来た。

3週目と4週目も、個別に大きく動く銘柄がたくさんあったので、トレードが上手い人には良い環境だったと思う。自分はそういうのは出来ないので、じっとしていたのは正解だったと判断している。

この2週間はいろいろ考えた

しかしながら、なかなか考えがまとまらず、アイデアが浮かばなかった

それは、投資も投機もできない、ってことだ。

そして、ようやくバラバラな考えをまとめた。6ヶ月~1年ぐらいという、自分が一番大きくポジションを取るスパンで、これからどうするかを決めた。

大きな変更は2つ

2011年の注目セクターとしてきた不動産、特にマンデベとパワービルダー。考えを変えるしかない。ボラは大きいのでトレード銘柄としては非常によろしい。

円安で儲かる企業、海外売上比率の高い企業をコアの一つに入れる。できればシクリカルと非シクリカルで一つずつ。

変更のない重要点は一つだけ。

これまでコア銘柄はどう転んでも大丈夫だと判断したので、変わらずホールド。プラスアルファで trading around the core position も継続。(震災を経てもこう判断できたのは良かったかのかなあと。)

期トレードはこれまで通り変わらずでやっていく。マーケットを眺めながら、臨機応変で。単に値動きであったり、アホみたいに割安だったり、何かテーマがあったり、理由は何でもいい。チャートを見ながらのトレード。