2011年5月17日火曜日

7636ハンズマン、3Q&4月月次は好調継続、成長株のコアポジション

持株決算チェック。

優良成長株コアポジションの一つハンズマン。3Qの決算は順調だ。

通期業績計画に対する進捗率では、売上72%、経常利益61%。この数字は一見低いように見えるけど、昨年の数字は、売上73%、経常利益60%なわけで、問題のない進捗率だと分かる。

通期計画は変更なしで、売上+14%、経利+28%のEPS120円。

既存店での来店客数は前年同期比105.0%となり、客単価も前年同期比101.8%と堅調に推移したことから既存店売上高は前年同期比106.9%の166億8千万円となりました。

平成22年10月にオープンした当社10号店目「くさみ店」(福岡県北九州市小倉南区)も豊富な品揃えがお客様の支持を得て堅調に推移し、くさみ店を加えた全店は、来店客数が前年同期比111.0%、客単価が前年同期比101.7%となり、全店売上高は前年同期比112.9%の176億1千8百万円となりました。

利益は、新規店舗(くさみ店)のオープン準備に伴う費用が約1億7千万円発生しましたが、売上総利益額の増加がこれを吸収し、営業利益が2億7千5百万円(前年同期比151.9%)、経常利益が6億8千9百万円(前年同期比132.2%)となっております。

相変わらず在庫の多さ=回転率の低さは目に付く。でもこれはどうしようもない。この超品揃えがハンズマンがハンズマンたる所以なのだから。

在庫の増加=回転率の悪化は常に悪者として説明される。基本、間違ってはいないし、多くの場合正しい。しかしながら、中身を見ずして、数字だけで悪だと判断するとチャンスを逃す。

大量在庫がいい方に働く場合もある。それがビジネスとしての魅力と言うことだ。

ハンズマンがその代表例。ヴィレッジヴァンガードなども同様だ。

4月の月次も発表されている。

全店+14%、既存店+16%。震災の影響で例年3月のセールを4月に変更した。

売上高貢献度が高いイベントセール「ガラクタ市」を例年3月に開催しておりましたが、当年度は東日本大震災の発生により3月開催を自粛し4月開催に変更しております。当年3月は来店客数が減少し売上高が減少しております。

このガラクタ市はネット上で見る限りでは評判が良い。


株価は3ヶ月以上動いていない(震災暴落を除く)。それでもきっちりと50日線を割ることなく上昇中だ。

こういう株価の推移は、いずれどちらかに大きく動くことになる。上希望。

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