2011年5月16日月曜日

木曜日の決算投機、サンマルク、G-7、ゴールドクレスト、藤森工業

先週の木曜、金曜が決算発表のピーク。

結構な数の好決算が期待できる銘柄を新規買い。基本的にはどの銘柄も決算投機だ。

中には、これまでもその割安さから買いたいと思ってきたものの、なかなかチャンスの巡ってこなかった銘柄もある。そういうものは、決算の内容、株価の反応次第では、うねりを取るまでの投資期間になる。

12日木曜日の新規買いポジション。サンマルク、G-7ホールディングス、ゴールドクレスト、藤森工業

サンマルク

外食企業の中でも一番の優良企業だ。爆発はしないけれど、ヘタすることもない。とにかく静かに着実にコツコツと成長を続ける。PER10倍割れまで来て、さすがに安い。

今期計画は売上+8%、経常利益+10%、EPS330円。増配が無かったのが残念。

決算翌日の金曜日の株価は下。ただ、この銘柄に関してはある程度見直されるまでホールド。単純に安い。


G-7ホールディングス

今期の増収増益を前提とすると、株価はあまりに安すぎると考え、決算投機の買いポジションを取った。

今期の計画は、売上+5%、経常利益-15%、EPS41円、修正EPS99円。減益計画だ。

株価が低いので、減益でもなお安いことには変わりはない。でも、この銘柄はあくまで決算投機だ。

業務スーパーとオートバックスのFCがメインビジネス、それらに加えて独自のビジネスを拡大しようとしている。それなりにうまく行っている感はある。

一番のマイナス要素は優待を廃止したこと。万年割安のG-7は、これからも割安であり続ける。唯一のプラス材料が優待だった。それを廃止したわけだから、優待狙いで株価上昇することもない。



ゴールドクレスト

マンデベとパワービルダーは目先の底打ち感が強い。半年近い調整で株価は下がった。震災で人気も下がった。地震=不動産ダメ、という投資家マインドも十分に醸成された。

そこへ意外な決算数字が出てくると株価はとりあえず反発する。そこが狙い目だ。

今期の計画は、売上+2%、経常利益+360%、EPS98円。

ゴルクレの株価評価は常に高い。マンデベとしては飛び抜けた高評価だ。社長の不動産マーケットを見る目が信頼されているのだと判断している。具体的には、マーケットを冷静に見て、土地の仕入れをコントロールする力。それがブレない。そういう事だと思う。



藤森工業

ビジネスセグメントは3つ。ライフサイエンス、情報電子、建築資材。もしかするとどれも好調なのではと決算投機。

ライフサイエンスはディフェンシブでOK、情報電子はスマートフォン関連で堅調、建築資材は震災復興で大幅増。そういう捕らぬ狸の皮算用。

なぜなら四季報予想が強かったから。四季報予想はあてにならない、震災前の予想なんてなおさらだ。そういう声が聞こえてくるわけですが、投機にそんなのは関係ない。

今期の計画は、売上+4%、経常利益-6%、EPS158円。決算投機失敗。



どの銘柄もまだ売っていない。G-7と藤森工業に関しては利確、損切りに関わらずすぐの処分。サンマルクは割安さがある程度解消されるまではホールド。ゴールドクレストは株価を睨みながら。

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