2011年2月22日火曜日

ジワジワ伸びの調剤薬局セクター、3341日本調剤を買い増し

調剤薬局は業界全体が伸びている。インターネット関連と違って、爆発的な伸びは当然ないけれど、着実なジワジワ伸びがある。

もっとも、福利厚生医療というのは、政治であり政策であるわけで、そういう観点からは、ビジネスとして大儲けするのは難しい。生かさず殺さず、国家負担が増えすぎないように発展させられる。

だから、調剤薬局が儲かって仕方なければ、調剤報酬やら薬価の改定で、赤字にならない程度まで利益が圧縮される。これではボロ儲けはできない。

一方で、調剤薬局セクターは極めて細分化されていて、大手のアインファーマシーズや日本調剤でもしシェアは数パーセントしかない。買収や出店をどんどん進めてもこれだ。

どんどん寡占化は進む。国の政策としても寡占化させて、効率化を図り、費用を下げるしかない。

そんなわけで、業界全体のジワジワ伸びと寡占化のジワジワ伸びがプラスされて、それなりの成長をしていく。調剤薬局セクターは中長期的に有望なセクターであることは確実。

優良割安株の一つとして日本調剤を保有している。本日は50日線割れしたところで買い増し。


日本調剤の個別要因としては、これまで赤字の垂れ流しだった後発薬製造部門が黒字化する事がある。後発薬セクターは今現在不人気セクターではある。日本調剤はあくまで調剤薬局で、赤字部門が黒字化すれば、利益増に直結、評価は高まる。

今期予想でPERは11倍。来期に10%~20%の伸びだとしても、激安ではない。それなりの評価と言える。

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