2011年3月16日水曜日

相場の心得 その1 パニックに陥って儲かる人はいない - 心得シリーズ

パニックに陥って儲かる人はいない

パニックは、必ずしも株が下がり、損が膨らんでいるときだけに起こるわけじゃない。株が上がって含み益が増え、ウハウハしているユーフォリアも同様にパニックだ。

目の前が真っ暗になる、株価を見るのが嫌になる、心臓の鼓動が早くなる、そう言う瞬間。なぜか気分が浮かれる、仕事が馬鹿らしくなる、儲けを電卓で計算している、そんな瞬間。

前者と後者は全く別なパニックなのに、たどり着く先は全く同じ

損する

下げのパニックで損切りしたところがマーケットの底で、後は上がっていく株を眺めているだけ。(なんてこった、買い戻さないと)、と買ったところで下げ始め、(やっぱりダメだ)、と売ったこ所で反転上昇。

上げのパニックでは、もっと上がると思ってレバレッジをかけて買い増し、パンパンになったところで、マーケットが調整する。全体マーケットの調整は小さいのに、レバレッジで膨らんだ損は、ポジション全体を赤転させる。ヤバイと思って売ったところが調整の終わり。

パニックにならないためにはどうすればいいのか?

  1. 経験と訓練 = 慣れ
  2. 準備 = 冷静な時に前もって判断しておく
  3. 強欲を捨てる = 自分が豚になっていないかいつも考える

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