2011年4月28日木曜日

高ボラシクリカルの本命、5726大阪チタニウム、今期の計画は予想以上

大阪チタニウムの決算発表。

今期の計画は、売上+100%で黒字転換。 黒字幅が予想されていたより大きくて、株価は一気に上に向かった。

何度も繰り返しているけれど、チタン関連は面白い。

一番業績にとって重要なボーイング"7-late-7"がどうやら今回は遅れることなく飛びそうだ。28日のマーケットオープンにはボーイングの決算発表があるので、ここでスケジュールの確認ができれば最高。

方向は確実に上に向かっている。

前期のチタンについては、

国内外での在庫調整が進展したことに加え、輸出向けでは既存航空機の生産好調を背景にエンジン分野を中心に需要が急速な回復基調で推移するとともに、国内向けでも海外の電力・産業プラント用需要の回復に加え、海水淡水化プラントへのチタンの大量採用により需要は大きく増加いたしました。このような状況の中、当社は休止設備の速やかな立ち上げと凍結していた能力増強工事の再開・戦力化により積極的に増産に取り組み、日増しに強まる顧客からの供給増量要請に応えてまいりました。この結果、当期の展伸材用スポンジチタンの販売数量は前期に対し大幅に増加いたしました。
また、鉄鋼添加用スポンジチタンにつきましては、販売数量、価格とも回復基調で推移いたしました。

ポリシリコンについてはイマイチだが、それは株価に関係ない。

そして今期のチタンについては、

チタン事業につきましては、輸出向けでは既存航空機の生産好調継続に加え新型航空機向けの需要が見込まれるとともに、国内向けでも海外の電力・産業プラント用の需要回復が引き続き期待出来ることから、需要は依然として強い増加基調で推移すると予想されます。このような状況の中、当社は平成23年度第4四半期での年産40,000トン(実生産量ベース)体制の構築に向け、現在進めております生産能力増強を着実に実施し顧客からの要請に応えていくこととしており、販売数量は大幅な増加を見込んでおります。また、販売価格につきましても前年契約比で上昇しております。この結果、チタン事業の売上高は36,400百万円(当期比37.9%増)を見込んでおります。

一番のポイントは価格だ。数量が増えているのは前期から続いている。価格は前期の終わりぐらいにようやく上げサイクルに入ったと思う。

株は上がる。

こういう株は上がるからと言って、黙って持ち続けることはしない。優良割安株でも優良成長株でもなく、高ボラシクリカル株だからだ。

高ボラシクリカル株は言ってみれば中期投機銘柄。何度も何度も大きく上下しながら上を目指し、その途中で儲けのチャンスは何度もある。

震災銘柄のような短期一発投機銘柄とは違って、長く確実に楽しめる。そして、儲けも大きい。もちろん、方向を見誤ればダメ。

チタンに関しては確実に上方向だと判断している。

惜しむらくは、震災後の暴落で買い増しできなかったこと。


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